空き家を賃貸に出そうと思う場合、借り手がそもそもつくのかどうかをよく見極めることが重要です。
当然ですが、不動産賃貸は借り手がいることで初めて成り立ちます。
こちらがいくら貸したいと思っていても、だれも借りたくないなら話になりません。
ですから空き家になった自宅を賃貸に出したいと思う場合、まず空き家を借りたいと思っている人がどれだけいるのかということを知る必要があります。
最近ではインターネットの検索サイトが発達していますので、戸建賃貸に絞って検索し、自分のエリアの家賃相場がどれぐらいかを確認します。
最近は内部写真もたくさん載っていますので、ライバルとなる物件がどれぐらいリフォームしているか、どのような設備をつけているかを確認します。
賃貸市場のことを一番知っているのはやはり不動産屋さんです。
不動産屋さんに実際に足を運んで空き家を賃貸に出したい旨を相談すると、相場の家賃やどんな家が好まれているか教えてくれることでしょう。
駅前でやっている賃貸専門の不動産屋さんが詳しい可能性が高いですが、マンション、アパート特化しているところもあるので、戸建もよく扱っているか聞いてみましょう。
普段は仕事でお忙しい方も多いと思いますが、不動産屋さんに足を運ぶ時は土日は避けた方がよいと思います。
土日は賃貸内覧で忙しい時ですので、詳しい相談をしている時間がとれずあまり相手にしてもらえない可能性があります。
水曜日がお休みの不動産屋さんが多いですので、週明けの月曜日と休み明けの木曜日は避けて、火曜日の朝などに足を運ぶとゆっくり時間を取ってくれると思います。
弊社は管理専門で賃貸媒介は行なっておりませんが、提携の不動産業者を通して賃貸のお手伝いもさせていただいておりますので、ご相談ください。
戸建賃貸の場合、見込み客が子育て世代が多いのか老夫婦が多いのかなどをまず聞くことができます。
子育て世代が多いなら自分の物件がある地域が人気の校区かどうかも確かめます。
現在の宅内の状態を撮影した写真を見せて、現在の状態でどれぐらいの家賃を設定できるか、どのようなリフォームが必要となりそうかをヒアリングしましょう。
これぐらい調べると自分の物件がどのような状態か、借り手を見つけるために改善しなければいけないか、どれぐらいの家賃で貸せそうかある程度見えてくると思います。
次はどれぐらいリフォームするかを考えます。