よく住宅の寿命は20年などと言われます。
住宅ローンを30年で借りているのに、返済半ばで家の価値はゼロだなどと言われればやるせない気持ちになってしまいます。
中古住宅を手放したいと思っても、値段がつかず売ることができないので空き家として放置しておくということになる住宅も少なくありません。
20年と言われる数字は、税務上の耐用年数からそう言われているだけで、実用耐用年数とはかなり違いがあります。
詳しい話は省きますが、減価償却という考えで税額などを考えるための帳簿上の数字として20年だ、25年だと言われているだけで、それが過ぎると人が住めなくなるということではありません。
普通に住んでも30年は問題なく住めますし、適正なメンテナンスが行われていれば80年は住めると言われています。私事ですが、わたしの実家は築100年を超えています。
以前の記事にも書きましたが、日本では新築信仰が強いため中古住宅の値段が相対的に安くなっています。この傾向を変化させるのは難しいですが、こちら側で行うことはできます。地球環境保護の観点からも建てては壊す、スクラップアンドビルドのやり方は時代にそぐいません。
適正なリフォームやリノベーションを行うことにより、魅力的な住宅に仕上げ賃貸や売却をすることができます。
どのような買い主、借り主を想定するかで手法が違いますので、空き家の活用をお考えの方は株式会社シャトーにご相談ください。